京都に本店を構える老舗和菓子店、笹屋伊織。名物「どら焼」は江戸時代末期に五代目当主・笹屋伊兵衛が東寺のお坊さんから「副食となる菓子を作ってほしい」と依頼を受けて作ったものです。
鉄板の代わりにお寺の銅鑼(どら)の上で焼いたことから「どら焼」と名付けられた300年以上の歴史を持つ由緒あるお菓子です。
京都・笹屋伊織「どら焼」を食べた感想
円柱形のどら焼きを開封してみました。
箱の中には竹皮で包み真空パックされた「どら焼」。竹の皮には抗菌作用があり、江戸時代から優れた保存方法として使われていました。
箱の内側には由来と食べ方が記載されており、一読してから開封すると慌てずに済みます。
ハサミでビニールを開けてどら焼きを取り出し、竹皮の上から包丁で食べやすい大きさに切ります。
お皿に盛り付けると、なんとも不思議などら焼き。皮からはほのかに竹の香りが漂い口に入れる前から独特の風味を楽しめます。
作り方は鉄板の上に生地を薄く均一に伸ばし、あんを乗せて手早く、くるくると巻いているそうです。
皮は少し甘くもっちりとした食感。舌触りなめらかなあんが重なり、口の中でとろけていきます。どら焼きというよりも甘さひかえめの和風クレープという印象の雅な京都のお菓子です。
京都・笹屋伊織「どら焼」のカロリー・原材料は?
「どら焼」のカロリー・原材料は箱の裏側に記載されています。
カロリーは100gあたり185kcal。
原材料は「小麦粉、砂糖、小豆、還元でん粉糖化物、水あめ、蜂蜜、植物油脂、(一部に小麦・大豆を含む)」です。
京都・笹屋伊織「どら焼」の値段は?
1棹1,944円(税込)。2棹入は4,104円、3棹入は6,156円です。
京都・笹屋伊織「どら焼」の賞味期限は?
「どら焼」の賞味期限は製造から7日です。
保存料が使われていない分、日持ちは短いです。
京都・笹屋伊織「どら焼」はどこで買える?販売日は?
笹屋伊織の店舗とオンラインショップ購入できます。
販売日は東寺とゆかりの深い、弘法大師の月命日(21日)にあわせて毎月20日、21日、22日の3日間限定で販売されています。
笹屋伊織本店 店舗情報
笹屋伊織の創業は江戸時代中期の1716年。伊勢の城下町で御菓子司をしていた笹屋伊兵衛が御所の御用を仰せつかり、京へ呼び寄せられたことがはじまりです。
本店は京都市下京区、東寺の近くにあります。併設の「イオリカフェ」ではオリジナルのカフェメニューを提供しています。
- 住所:京都府京都市下京区七条通大宮西入花畑町86
- 電話番号:075-371-3333
- 営業時間:9:00〜17:00※カフェL.O.16:30
- 定休日:火曜
笹屋伊織「どら焼」商品情報
商品名 | どら焼 |
税込価格 | 1棹1,944円 |
販売店 | 笹屋伊織 |
通販 | 笹屋伊織オンラインショップ |
賞味期限 | 製造から7日間 |
カロリー | 100gあたり185kcal |
皮の大きさ | 縦18cm |
重さ | 348g |